善も悪も、生も死も超えたところを淡々と歩いてきた。
幸も不幸も無い。喜びも悲しみも無い。
白と黒が私を切り裂いて、天と地が私を嬲って、私は淫らになってしまった。
どこから始まってどこで終わるのか。
私はどこにも属さない。私は歩んではいないのだ。
ただ、世界が回っていた。
私の知らない所で世界だけが・・・
「レンに何か用かしら?」 †《 「せっかくだから一緒に遊んでくれない?あの子が遊んでくれればよかったんだけど。」 †たぶん金曜日の5限ならサ館にいるんじゃないかしら?彼はあの場所が好きだから・・・。でも私には・・・ 「受講講座?そんなのコワシチャッタ。」 †12年度前期 †「私の力を教えてあげるわ!」 †C++を鋭意勉強中よ。ふふんっ、レンにできないことなんてないんだからっ! 「レンのこと?お兄さんになら特別に教えてあげるっ!」 †趣味はゲーム・・・といいたいところだけど、最近は時間がなくて、ライトノベルを読んだりスクフェスをしたりしているわ。 「うふふっ殲滅完了ね」 †もう何もすることがなくなっちゃった。あーあ、みんな脆くてすぐ壊れちゃうんだから 「こんな腐った世界、終わりにしましょう」 †善も悪も、生も死も超えたところを淡々と歩いてきた。
幸も不幸も無い。喜びも悲しみも無い。
白と黒が私を切り裂いて、天と地が私を嬲って、私は淫らになってしまった。
どこから始まってどこで終わるのか。
私はどこにも属さない。私は歩んではいないのだ。
ただ、世界が回っていた。
私の知らない所で世界だけが・・・
ならば――――――それでいい。
世界はいつだって私(レン)の為に回っているのだから
だから・・・・・・哀しい事なんてなにもない。
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